小崎の真ん中あたりに位置する「ほたるの館」 |
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皆さん持参のお弁当を広げます。 12時2分 |
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お腹を満たして、午後のコースへ出発します。 12時34分 |
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お腹を満たして、ひと休みして、午後のゴールを目指して出発します。
午後は、ここから空木(うつぎ)の里を経由して、西叡山にある高山寺を目指します。距離は、約8km。見所の多い、楽しいコースです。
今日は、私たちの知らない大岩山観音への道を河野清一さんが案内してくれます。河野さんは、今日のために、前日、このコースの整備をしてくれました。感謝です。
見所は、空木集落の石造文化財や、奥愛宕神社の大きな榊です。大きな榊は抱きついてエネルギーをいただけるそうです。それから、ここの仁王さんが新しくなったとお聞きしているので、その仁王さんにお会いするのも楽しみです。
もしかしたら、空木の一番上にお住まいの河野繁利さんにもお会いできるかも知れません。河野繁利さんには、空木の岩山を案内いただいたり、西叡山高山寺の奥の院と云われる仁聞隠れ水の「金水銀水」などを教えていただきました。
80歳を超えていらっしゃるとお聞きしますが、山の中を歩く速さはとてもかないません。お会いできる事を期待しながら歩きましょう。 |
午後のルートです。T-1区間総距離14kmの残り8km程を歩きます。午後はほぼ上り坂なので大丈夫かな? |
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歩き始めて程なくのところの愛宕神社 |
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稲作に不可欠の溜池 12時40分 |
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杉林の中にはシイタケのほだ場(栽培地) |
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梅の香を楽しみながら歩きます。 |
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祈渕地蔵尊 12時52分 |
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垢離場 12時57分
愛宕神社の例祭では、氏子代表が垢離場にて水浴し心身を清め祝詞を奉上し、舞錐で火を起こし神事が行われるとの説明あり。 |
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世にも不思議な庚申塔(説明書き転記)
空木には地上10mの岩の上に庚申塔を祀ってありました。平成16年9月7日に台風18号の強風により庚申塔が吹き飛ばされ、大山川に落ち、200m下流の水溜まで流されました。
平成17年3月19日庚申塔が水溜にあるのを河野繁利氏が発見し、庚申塔を水溜より引き上げ大きい石の上に置いて乾かしてありました。庚申塔のサル3匹とニワトリ2羽は、石に当たり欠けて無くなっておりましたが、神様は何の異常もありませんでした。誠に不思議でありました。
平成17年3月20日、何者かに庚申塔がとられましたが、空木の人は誰も知っておらず紛失したものと諦めておりました処、平成17年3月25日の夜、5日ぶりに何者かが庚申塔を元の位置近くに戻してあるのを3月26日に発見し、空木の人は、この不思議な出来事を大変驚き又喜びました。
持って行った人に何らかの異変が起きた事だろうと想像し又、庚申塔も元の空木に帰りたかったのだろうと話合いました。平成17年4月27日空木の全員が出て、地上5mの立派な位置に庚申塔を安置し、悪疫退散、招福除災、農作物の豊作、交通安全を祈って、末永く大切にし、信仰していくものであります。
平成井17年6月吉日 |
左手に垢離場、正面が庚申塔 左手垢離場も大山川支流沿いに大山岩屋観音へ向かう。
空木集落は、訪れる度に空き屋が増えていくが、道は綺麗に管理されている。 |
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大山岩屋観音 岩屋にひっそりと祀られた観音様。新しい花が供えられている。今も信仰が厚いようだ。 13時4分
ここまでの道も、これから先の舗装道路までの道も、河野清一さんの御陰で難なく通行出来ました。ありがとうございました。 |
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川で見つけた沢ガニ |
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梅の花満開 |
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奥愛宕社(愛宕台権現) 13時14分
奈良時代の養老六年(七二二年)の鎮座と伝えられます。この辺りは古くから修験者の修行の場とされており、神聖な地とされていました。
祭神は、火産霊神とされており、毎年7月には下の垢離場で身を清めた堂主が、地名となっている空木を使って火を起こす神事が行われます。
御神木はケヤキでその胴回り3.5mの大木です。
また拝殿横の木は胴回り1.5mもあり、大分県一の榊ではないかと思われます。
空木
この辺りの地名でもあり、この木の材質は非常に堅く、金釘の代わりに木釘として使われ、幹の中が空になっていることからウツギの名が出たと言われます。なおこの空木はこの付近に自生しており、かっての修験者がその木の特性を生かして火を起こしていたことから地名になったとつたえられています |
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河野繁利さんが愛宕社で私たちをまっていただいてました。
火伏の御札をいただきました。 13時26分 |
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奥愛宕社の神殿の両脇には新旧二対の仁王さんが
並んでいました。 |
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吽形の仁王さん |
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阿形の仁王さん |
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